とりあえず仕事も一段落したので、赤紙運動について思ったことと、今思っていることなど。
赤紙運動が成功したのかどうか、という点については、成功が1/3、失敗が1/3、不明が1/3といったところでしょうか。
成功の1/3というのは、既に書きましたが、試合後のPoborの挨拶がかき消されるほどのブーイングと赤紙掲示が実際に行われたこと。スタジアムに入るまでは「ポシャるんじゃないかな」と半ば思っていましたから。
もともとこの話は2ちゃんねるのサポスレで、
683 投稿日: 04/06/22 22:21
赤紙を大量に用意して解任に同意する人に配り、入場の時に皆にそれを上げてもらうとか?
という書き込みがあったあたりが発端だったわけです。実に試合のたった4日前。
話はその後、色画用紙は各自が用意する、一応集合場所は決めるがやりたい人は自分の席でご自由にどうぞ、となっていったわけですが、それにしても、よく4日程度であそこまで広がったものだ、と参加者の一人ながら感嘆しています。まあ、それだけ怒りがたまっていた人が多かったということなのでしょう(当日の試合内容が酷かったせいでもあるでしょうが)。
加えて、良くも悪くも「烏合の衆」による行動だったという点も成功の要因として挙げられるかもしれません。
発案・告知・当日の赤画用紙配布(持参の方が多かったので、私の知る限りそれほど配布していないとは思いますが)、その他行動を起こす準備のために必要なことは幾つもあったのですが、それぞれ個々の有志によるもので(それも掲示板で打ち合わせただけでお互いのことは知らない)、全体を通して仕切った人、つまりリーダーは最後まで存在しませんでした。
当日の行動もそうです。誰かの音頭取りで始まったわけではありません。「このタイミングでやりましょう」という事前告知はありましたが、現場での感触は、半ば自然発生的なものに近い感じでした。
つまり、互いのことを知らないが故の「しがらみの無さ」が、あのような「セレサポとしては」思い切った行動を取らせたのだと思います。
ちなみにゴール裏、特に「いろんな」しがらみがあるであろう「コアサポ」と呼ばれる方々は、このような横断幕を掲示されていました。

画像では読みにくいですが、「セレッソ大阪優勝=コミュニケーションしよう監督・選手・サポーター一つの輪になろう、みんなで同じ方向を向いて行こうよ話せ自分から動け勝利の為にBeONE」と書かれています。
あまりどうこう言うつもりはないのですが、正直言って「こんな時期に、その内容はどうよ?」と思ったのは私だけでしょうか?
失敗の1/3というのは、翌日の社長コメントから思ったこと。
なんでも「最終節に負けなければ、現体制の続投を考えていたうんぬん」とか言ったそうなのですが、何をかいわんや、です。つまり、ある意味Pobor以上に赤紙掲示ということでメッセージを伝えたかった相手に、な~んにも伝わっていなかったという意味では失敗です。
というかですね、普段からスタジアムに足を運んでいれば、Jリーグで一番ヌルいセレサポの中でも一番ヌルいと言われるSBのサポがああいう行動に出るということは、もうかなりヤバいということは解るはず。確かに今回は行動を起こしましたが、基本的にあっさりしているSBのサポは、今のような状態が続くと何の前触れもなくぱったり来なくなってしまう可能性が高いのですよ。ボリュームゾーンの観客が離れていきかねない、ということを社長は理解しているんでしょうか。出向社員だか何だか知りませんが、経営者としての感覚は.........ですな。
不明の1/3というのは、言うまでもなく、未だに監督とTDの去就が発表されていないということ。6月中にははっきりさせるとか言ってたような気がしますが、どうなっているのやら。
さて、セレサポ的には嵐の週末が過ぎ、何かリアクションはあるかなぁ、と思っていたら案の定、「事情通」を認じておられるらしい某氏が、クラブの公式掲示板にこのような書き込みをされました。はぁ、場内一周をしなかったのはブーイングのせいですか。
で、続けてこのような書き込みも。要するにブーイング批判をなさりたいようで。
でも、そもそもブーイングするまでに皆の腹が立った原因は、同じ方のこの書き込みなんですが。
マッチポンプですか。
嘘はないと思いますが、当の西澤選手が「今日は本当に何も言えないです。冷静になれないです」なんて全然らしくない、動揺しまくっているのがありありとわかるコメントを出した直後のパーティーで、前後の文脈というか、その場の雰囲気がわからんのに、コメント(?)の一部を切り抜かれてもなぁ。翌日のファン感謝デーでは元気を取り戻していたらしいし、ブーイングの真意は伝わっていると思いますけどね。布部選手も自分のサイトでそのような発言をしているし。
というか、確かに赤紙とブーイングはPoborとTDに向けられたものでしたが、あれだけの負のエネルギーが爆発したのだから、選手たちにも何かを感じ取ってほしい、というのは傲慢でしょうか。
よくセレッソはJの中でもアットホームなクラブだと言われます。選手間もそうだし、選手とサポーター、クラブとサポーターの間もそう。
でも、これって見方を変えると「ヌルい」ということになりませんか。もちろん、アットホームな雰囲気すべてを否定する気はありません。いい意味での「アットホーム」さはJの理念にも合致するわけですし。
ただ、それが互いを切磋琢磨する雰囲気までを殺しているのなら問題ではないでしょうか。本題ではないので、この点についてはグダグダ書きませんけれども。
とにかく、選手たちは、あの時のブーイングが自分たちに向けられたものではない、ということを理解してくれていると願いつつ、でも多少は何かを感じ取ってほしいな、と思う今日この頃です。
2004.7.2追記
「コミュニケーション」の件については、このような記事がありました。
セレッソ大阪 サポーター通信 ~真のコミュニケーションとは-バックスタンドからの声(2002World.com)
なかなか的を射た記事だと思います。