Kodakのフィルム(35mm)その2
ようやく抜け殻状態から復活しましたw
復活といえば、修理に出していたフィルムスキャナも無事復活しまして(修理料金が見積もりよりも大幅に安くて助かりました)、現像から上がってきて放置状態だったポジやネガのスキャンをまたボソボソと再開しています。
で、前回書き漏らしたフィルムの話などしてみたいと思います。
■PORTRA 160 VC
35mm判フィルムには珍しいISO感度(私は今でもついつい「ASA」と口走ってしまいますが…)160のカラーネガ。「VC」とは「Vivid Color」の略らしいのですが、その名の通りマゼンタ系の発色がコッテリとした色味です。
といっても、画像全体がマゼンタに転ぶのではなく、背景はあっさりと描写しながら、人物の肌がコッテリと描写される感じ。キヤノンのデジタル一眼を使ってJPEG撮って出しで撮影したような色(を広色域表示に対応したモニタで見た場合w)といえば、わかるひとにはわかるかもw
その昔、デジタルカメラなんかが無かった頃、コマーシャルフォトの分野では、「白人モデルを使ったときはコダック、日本人モデルを使ったときはフジ」とか言われていたそうです(特にポジフィルム)。
マゼンタ系の発色が豊かなコダックは白人の肌を程よいピンク色に、シアン系の発色が強い傾向にあるフジは、黄色人種の肌を「美白」に表現できたからだそうです。
今はそれほど極端な差はないと思いますが、その意味ではネガフィルムながら、昔からのコダックの系譜を今に伝えるフィルムと言えるかも知れません。
あ、そうそう、前回キヤノン(FD)+EPR、ニコン+EPPの組み合わせで撮ったので、組み合わせを逆にして撮ってみたのですが…。
結果は今ひとつ。
撮影条件が違うので比較することに意味があるのかどうか、ちょっと疑問ですが、ニコン+EPRの組み合わせは期待したほどの仕上がりにはなりませんでした。
既に無くなってしまったマウント規格(キヤノンFD)のカメラと、販売打ち切りが決定したフィルムの組み合わせが、私にとって最上の結果が得られたのはなんだか皮肉なものです。
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