ふぇらーり
下の写真は2008年8月30日 徳島戦が開催された大阪長居スタジアムにて。
以下、記憶に頼って書いているので、細かいところに間違いがあったらご勘弁を。
その昔、エンツォ・フェラーリがまだまだ元気だった頃の話(おそらく1960年代)。
彼のF1チームはまだ長い低迷期に入る前で、辣腕レーサーにも恵まれて強豪チームとしての地位を確固たるものにしておりました。
フェラーリの名を冠した市販車も大変高価だったにも関わらず、F1チームの築いたブランド力に支えられて売れ行きは好調。多くのお金持ちが競ってオーダーしておりました。
そんなある日、その批評眼には定評のある某モータージャーナリスト(P.F先生だったかも知れない)がエンツォ御大に言いました。
「あんたのF1マシンはすばらしいものだが、市販車の方はハイパワーなだけでハンドリングは最悪、スペックだけが売り物で、高いだけの糞クルマですな。」
それを聞いたエンツォ御大、全く怒るでもなく、こう言い返したそうな。
「そんなこたぁ、わかっとる。でも、そんなクルマを買ってくれる××のおかげで、わしはこうやってレーシングチームを運営できておるんじゃよ、かっかっかっ」
のちに経営が悪化した自動車メーカーとしてのフェラーリは、欧州でブランド力アップを目論んでいたフォードに買収されることを打診されます。御大もその話に乗り気になったのですが、契約が締結される直前になってご破算になってしまいました。
原因はフェラーリのレース部門もフォードの管理下に収まる、という条件をどうしても御大が飲めなかったこと。会社はアメリカ人が経営しようがどうなっても構わない、ただ、レーシングチームの実権だけは絶対に手放さん、という姿勢だけはいくら札束を積まれようが、崩すことはなかったそうです。
…そういや、今日(正確には昨日か)はサッカーを見に行ったんだよな。
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